【IT業界】圧迫面接3つの実例と対策例を現役採用担当がご紹介

新卒採用にお悩みの就活生へ
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この記事では、私が就活生の面接に同席した中で、実際に経験した3種類の圧迫面接の実例と対処法について、現役採用担当者の視点から解説いたします。

IT業界の採用面接で体験した圧迫面接3つの事例

1.答えたことに対して「どうしてそう思うの?」と理由を聞かれる
2.面接官が高圧的で無表情
3.「ワークライフバランス」のキーワードを出した途端に高圧的に変化する

面接官が就活生に対して高圧的な態度をとったり、否定をしたり、意地悪な質問を繰り返す圧迫面接。

あなたは圧迫面接をされたことはありますか?

就活生
就活生

先日受けた面接が圧迫面接で疲れてしまいました…。

ハル
ハル

それは大変でしたね…。ちなみにどういったことを聞かれたんですか?

就活生
就活生

答えたこと全てに対して”なんでそう思うの?“と毎回聞かれ、挙げ句の果てには”この業界向いてないよ”と言われてしまいました…。緊張していたので震えてしまって…。

ハル
ハル

辛かったですね…。ひどい面接ってトラウマになりやすいのですが、そういった場合には、”入社前に会社の実態が分かって良かった“と気持ちを切り替えて、他社選考に挑んでくださいね。

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実例1「どうしてそう思うの?」と毎回聞かれる

面接官
面接官

何か作りたいサービスってあるの?

就活生
就活生

人の役に立つサービスを作りたいです。

面接官
面接官

人の役に立つサービスってどんな?

就活生
就活生

お年寄りの方でも使い勝手の良い…ユーザー目線で作られたスマホアプリを作りたいです…。

面接官
面接官

例えばどんなアプリを想像されているんですか?

就活生
就活生

すみません、あまり考えられていなかったです…。

「どうしてそう思うの?」と質問する面接官の狙いとは?

多くの企業が求めている人材は、自発的に考え、それに伴った行動が取れる人です。

ハル
ハル

深掘りして質問をする理由は、その就活生は質問に対してその場で適当な答えを言う人ではなく、自分が答えた回答に責任を持っているか、論理的に考えられているか、ということを判断したいという狙いがあるからです。

「どうしてそう思うの?」と面接官が執拗に質問してくるのはどうしてか、考えたことはありますか?

就活生が圧迫面接だと感じた例によく挙がるのが、上記のような”深掘りをされる“ケースです。

上記の会話だけを見ると圧迫面接のように感じることがありますが、この場合は面接官側からすると圧迫面接などしているつもりがないケースがほとんど。

では実際に、上記の質問に対して”やりたい事が明確に答えられた場合“の例をご紹介します。

きっと印象が変わるはずです。

「どうしてそう思うの?」と聞かれた時の対策方法

深掘り質問への対策

面接で聞かれそうな質問について、「なぜ」「どうして」と予め自問自答を繰り返しておく。

面接官
面接官

何か作りたいサービスってあるの?

就活生
就活生

お年寄りの方でも使いやすい、メッセージアプリを作りたいです。

祖母とよくメッセージアプリで連絡を取り合っているのですが、アプリに新規ユーザーを招待する際の手順や、過去のトークを探す方法が分かりにくいと困っていました。

アプリの操作に慣れていない人でも分かりやすい、使いやすさを重視したものを作成したいと思っています。

面接官
面接官

よく考えられているなぁ…。

この質問は、自社サービスを運営している企業だけでなく、ものづくりに携わる業界でよく聞かれる質問です。

質問を聞かれる意図は、自分が入りたい業界の仕事内容の理解の確認や、言われたことだけをこなすのではなく、物事を自発的に考え、それに対する行動ができるかを判断するためです。

酷ですが、「会社に入ってから勉強します」と面接で答えている場合、内定すら貰えないので気をつけてくださいね!

実例2 面接官が高圧的な態度や無表情で面接してくる

面接官
面接官

何か作りたいサービスってあるの?

就活生
就活生

お年寄りの方が使いやすい、メッセージアプリを作りたいです。

面接官
面接官

…ふーん。で、就活生さんの言うそのアプリは利益が出せるの?

就活生
就活生

…今は無理だとしても、社会に出て勉強すれば売り上げが出せると思います…。

面接官
面接官

本当に勉強すればそのアプリ売れるの?ていうか、メッセージアプリなんて世の中いっぱい出てるよね。その中でどうやって勝ち抜こうと考えているわけ?

就活生
就活生

………。

※私が圧迫面接したわけではありません…。

面接官が高圧的な態度をとる理由とは

面接官が高圧的な態度をとる・無表情でいる理由として、就活生のストレス耐性を測っているケースがあげられます。

その他の理由としては、面接官の元々の性格であったり、お客様対応をするにあたってのとっさの対応力などを判断していることもあります。

ただ、あくまで私の意見ではありますが、今の世の中、企業イメージを悪くしてまで圧迫面接を実施する理由が見つからないので、面接担当者が高圧的な性格の人だった、という理由が一番強いです。

面接官から高圧的な態度をされた時の対策方法

高圧的な態度をする理由の一つに、就活生のストレス耐性を測っているケースがあります。

しかし、上記のケースのように必要以上に圧力をかけられるような面接であれば、今後の選考を辞退するのが賢明です。

ハル
ハル

新卒採用においてはポテンシャルを重視するため、中途採用のように即戦力レベルの人材を求めているわけではありません。

たまたま面接を担当した人が高圧的な性格だった、という判断ができるかもしれませんが、今の世の中、企業が圧迫面接を実施することには、会社のイメージが悪くなるリスクを伴います。

会社の口コミサイトなどに悪い印象の口コミを書かれたり、採用担当者に苦情のメールが届くこともあるかもしれません。

そういった内情を放置するような企業だ、と判断されても仕方ありません。

そもそも、採用面接とはいえ初対面の相手に対して、高圧的な態度を取れるものでしょうか?

圧迫面接を実施する人は、普段の仕事でも部下に圧をかけていることがうかがい知れます。

たとえ内定を貰えたとしても、そのような上司がいる会社で働くことが幸せだとは思えませんから、私はおすすめできません。

入社する前に企業の素性が分かってよかったと判断し、気持ちを切り替えて他企業の就活に力を注ぎましょう。

ハル
ハル

就活生に対してパワハラを実施するのは論外です…。逃げましょう。

高圧的な面接官に対する対策の結論

気持ちを切り替えて、次へ進もう!
※あまりにも辛く、トラウマになってしまった場合は、一度就活をストップすることも視野に入れておきましょう。心身が弱っている状態で就活をしても、良い結果につながりません。

事例3 「ワークライフバランス」のキーワードを出した途端、高圧的に変化する

就活生
就活生

いい感じの面接だったなぁ。もしかしたら面接通過するかも。

面接官
面接官

最後に、何か就活生さんの方から確認しておきたいことはありますか?

就活生
就活生

御社ではワークライフバランスが整っていると伺っていますが、定時退社される社員の方はどのくらいいらっしゃいますか?

面接官
面接官

定時退社してる社員もいるけど、何でそんなこと聞くの?

就活生
就活生

………。

※正直、上記のようにストレートな逆質問をする方はいないと思いますが…。

ワークライフバランスをきっかけに高圧的になる理由とは

例えば「ワークライフバランス」について聞いた場合、面接官側からは「これから社会人になるのに、仕事よりもプライベートの方が大切なのか?」という印象を持たれることが多いです。

特に、2次面接以降の面接を担当する面接官の多くは、課長以上の役職持ちである場合がほとんど。

就活生の方々とは年齢差もあるでしょう。
世代感ギャップがあって当然です。

また、それまで順調だった面接の流れが変わった場合、面接担当者が残業至上主義の考えを持っているのかもしれません

もちろん今の時代において、ワークライフバランスが整っているのは当たり前。

一方で、IT業界においてもワークライフバランスやテレワークについては保守的で、古い体質の価値観を持った人達が会社の上層部にいる企業が残っているのも事実です。

もし、今までうまくいっていた面接が「ワークライフバランス」や「テレワーク」のキーワードを出した途端に変化した場合、保守的な面接官に当たったと思ってください。

ワークライフバランスをきっかけに高圧的な態度を取られたら

ワークライフバランスのキーワードをきっかけに高圧的になる場合の対策

・保守的な面接官に当たったと気持ちを切り替える。
・もし志望度が高いのであれば、評価制度について確認してみる。
※面接にてワークライフバランスの項目について確認することはある程度リスクを伴うので、確認するのであれば、OGOB訪問や一般社員の方に確認することをオススメします。

“ワークライフバランス”や”テレワーク”のキーワードをきっかけに、それまでうまくいっていた面接の流れが変わったのであれば、その企業は古い価値観の会社だという判断をし、企業選びの選択肢に入れても良いと思います。

ハル
ハル

今時そんな会社あるの?”と思われるかもしれませんが、”定時で帰るやつは何の成果も出してない”と、平気で言う上司もいますよ…。

もし、残業至上主義の考えを持った上司の下で働くことになった場合、非常に恐ろしいことに「定時で帰るから」という理由でマイナス評価をつけられることがあります。

決められた時間内で成果を出し、残業せずに帰るよりも、だらだら働いて残業をする方が評価が良い、なんて現象が起こることも。

もっと恐ろしい会社になると、「みなし残業代45時間分ついているんだから、その分働け」なんて言ってくる上司がいたりいなかったり…。

ワークライフバランスのキーワードをきっかけに圧を感じたのであれば、評価について逆質問することをお勧めします。

御社で評価される方はどんな方ですか?」あるいは「御社の評価制度について、教えていただけますか?」と、聞いてみましょう。

テレワークを実施している会社であれば、「御社ではテレワークを導入されていますが、テレワークを実施する場合、どのような評価をしているかについて教えていただけますか?」と確認することができます。

この際に明確な評価方法が返ってきたのであれば、実際にテレワークを導入している証にもなります。

ハル
ハル

余談ですが、”残業がほとんどない”、”テレワークを率先して導入している”、といった働き方は会社の魅力ポイントになるため、人事の方が率先して伝えています。

企業説明会等で働き方についてフォーカスされない場合は、会社の魅力ポイントをうまく伝えられていないのか、そもそもそういった制度が整っていないのかもしれません。

まとめ

2019年に、面接の補佐として役員面接に同席したときのことをご紹介します。

そのとき、役員からの深堀質問への対策ができず、面接中に泣いてしまった就活生に出会ったことがありました。

面接後のフォロー時に、就活がうまくいかないストレスや、自分の不甲斐なさに情けなくなってしまった、とお伝えいただきましたが、今後のトラウマにならないかが心配でした。

面接官を担当させていただいてから気づきましたが、面接って面接官側も気を使うものです。

もし圧迫面接をされた企業から内定がもらえたとしても、面接の時点で泣いてしまうほど辛い会社で、この先働いていけるとは思いません。

和やかな面接より、厳しい質問を受けた面接の方が合格している…。

といった”圧迫面接の方が合格率が高い”説がありますが、いつの時代の話だ、という印象です。

就職活動の中で圧迫面接にあう事があれば、企業選びの選択肢の一つとして覚えていただければと思います。

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