面接後のお礼メールは逆効果?現役採用担当が裏側を暴露します

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この記事では、私が実際に採用担当として面接を実施してきた中で、面接後のお礼のメールは不要な理由を実例を交えてお伝えします。

初めての転職活動や、異業種への転職活動を実施する場合、面接の対応してくれた面接官や人事担当者の方にお礼のメールを送るべきか、悩む方もいるのではないでしょうか?

転職者
転職者

転職活動中です。第一志望の企業の一次面接が終わったのですが、面接後にお礼の連絡はしたほうが良いでしょうか?

ハル
ハル

正直なところ、面接後のお礼の連絡は不要です。

転職者の方から面接後のお礼のメールをいただいたこともありますが、もし送るのであれば面接後ではなく、内定の連絡をいただいた後に送ったほうが良いです。

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面接後のメールのお礼が不要な理由

丁寧な連絡を送っても、採用選考への影響がほとんどない

採用の裏側をお伝えすると、面接の合否については面接が終わった瞬間にほぼ確定しています。

もし確定しないケースがあるのであれば、同じレベル感の候補者が複数いる場合のみ。

特に、中途採用者については即戦力を求めることがほとんどのため、面接外でのやりとりがどんなに丁寧でも、合否への影響はありません。

ハル
ハル

近頃、中途採用において一次面接を実施する前に”カジュアル面談”を行う企業が増えています。

もしお礼のメールをするのであれば、カジュアル面談終了時に伝える方がスマートです。

あるいは、2次面接や最終面接への案内が来た際に、本文の一部としてお礼を添えても良いですね。

カジュアル面談とは

2017年頃から人気が出始めた、少人数・面談式の説明会です。
企業の担当者1-2名と、転職者1名で実施することが多いです。

面接のように合否が決まるものではなく、企業の担当者と応募者が面談の形を取りながら、お互いの理解を深める場なので、働いている人の雰囲気や企業の価値観などを味わう事ができます。

日程調整や候補者との連絡業務を社員以外の方が担当している可能性がある

企業によっては日程調整のやりとりを外注しているケースがあるため、必ずしも面接を担当した方や、企業の採用担当者が応募者と直接の連絡を取っているわけではありません。

もちろん、お礼のメールを受け取る側は社内で共有をしますが、多くの場合、内容が伝わるのは面接の合否が確定した後になります。

メールでお礼を伝えても、印象がよくなるわけではない

面接後のお礼のメールを送る意図として、「少しでも良い印象を残したい」と考える気持ちはわかりますが、

テンプレ通りのお礼を伝えるのであれば送らない方がマシです。

また、面接中に話が盛り上がらなかったのに、面接後のメールで熱血的な文章を送ってしまうと、企業側から引かれてしまいます…。

ハル
ハル

お礼のメールを送ってくれる方の多くは、テンプレ通りの内容や、面接でうまくできなかった反省点をお伝えいただくことが多いのですが、受信側からしてみれば、終わった後にそんなこと伝えられてもなぁ、という気分になることが多いんです…。

実際、選考途中においてお礼のメールを送ってくれる方はほとんどいません。

良い意味でも悪い意味でも目立ってしまいます。

“面接終了時には必ず、メールでお礼を伝えるべきだ”というマナーは一切ないので、わざわざ送る必要はありません。

場合によっては失礼になることもある

実際に送られてきて困ったお礼メールをご紹介

○カジュアル面談(企業説明会)終了後

転職者
転職者

本日はお忙しいところカジュアル面談のお時間を割いていただきありがとうございました。

面談を通して、貴社で働きたいという思いがますます強まりました。

帰宅次第、応募書類である「履歴書・職務経歴書」を送らせていただきます。よろしくお願いいたします。

ハル
ハル

こちらこそ本日はありがとうございました。

(選考希望いただいた!良い人だったから内定になるといいなぁ。)

○一次面接実施日

転職者
転職者

本日はお忙しいところ一次面接のお時間を頂戴し、ありがとうございます。

指定された15時にお伺いいたしますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

ハル
ハル

ご丁寧にありがとうございます。こちらこそ本日はよろしくお願いいたします。

○一次面接終了後

転職者
転職者

本日はお忙しい中一次面接のお時間を頂戴し、ありがとうございました。

面接の場であったため緊張しましたが・・・・・・・

ハル
ハル

わざわざご丁寧な連絡ありがとうございました。結果につきましてはまた後日ご連絡いたしますので・・・

(お礼の連絡もらった後に二次面接の案内するのやりづらい・・・。)

○二次面接実施日

転職者
転職者

本日は二次面接の機会をいただきありがとうございます。

後ほど13時に・・・・・・・

ハル
ハル

(これ、毎回送られてくるのか…?)

もしあなたが連絡対応の業務を担当する場合、上記のやりとりについてどのような印象を受けますでしょうか?

流石に面接当日に「本日はよろしくお願いします」と連絡をくれる方は稀ですが、ここまでくると慇懃無礼(いんぎんぶれい)といった印象を受けてしまいます。

ハル
ハル

上記の場合、合否についてはマイナスに働く可能性もありますよ。注意してくださいね。

丁寧すぎる対応が悪印象になる

あなたが忙しいときに、業務に対するお礼メールを受け取ったらどのように感じるでしょうか?

採用担当者は採用の業務だけをこなしているわけではなく、他の業務と並行しながら候補者との連絡をしている方が多いです。

また、採用だけを担当している場合でも、転職サイトに求人を掲載できる期間は限られているため、その期間内に大勢の候補者とのやりとりを実施しなければなりません。

つまり、かなり忙しいです…。笑

その中でお礼のメールについても返信をしなければなりません。

お礼を伝えていただくのは嬉しいのですが、その分仕事が増えてしまうのも事実です。

確かに、”面接に割いていただいたお礼を伝えたい”と思う気持ちはよくわかります。(私もそのタイプなので)

ただ、採用選考の場において、企業と応募者は対等な関係です。

下手に出る必要性はありません。

面接はあくまでも面接の場。企業もそれを仕事として実施しているので、面接のお礼をあえて送る必要はありません。

ハル
ハル

時間を割いてもらったお礼については、面接終了時に伝えられれば充分ですよ。

面接の反省点はメールで伝えるのでなく、次回選考につなげるべき

「面接で伝えきれなかったことがあるならば、面接後にメールで伝えるべき」という記事を目にしたことがありますが、伝えきれなかったことをメールで伝える必要はありません。むしろ逆効果に働く可能性があります。

実際、面接後に連絡をくれる方の多くは、面接官への感謝の他に、面接で教えてもらった評価や今後の成長方法(エンジニアであれば学習方法など)、面接でうまくできなかったところを言語化して伝えてくれるのですが…。

正直なところ、メールで面接に対する反省点を言われても、面接の評価が変わることはありません

「あの話を伝えればよかった。」「あの部分がうまく答えられなかった。」と後悔し、メールの文章を考えるのであれば、次回選考をどう対応すればうまくいくか考えた方が効率が良いです。

もし志望している業界や企業が熱血な企業であったり、丁寧さを求める業界なのであれば、お礼のメールを送っても良いかもしれませんが、基本的には面接後に転職者の方からお礼のメールを送る必要性はありません。

面接のお礼をメールで伝えるならば

お礼のメールを送るタイミング

お礼のメールを送る上でのベストなタイミングは下記の2つです。

・カジュアル面談や企業説明会が終了したタイミング
・最終面接が終了し、内定の連絡をもらった後

特に、企業説明会やカジュアル面談等の後は、選考希望の連絡と共に面談のお礼を伝えることができるので、とてもスマートです。

ハル
ハル

カジュアル面談や企業説明会の実施をせずに、一次面接時の中で会社の説明を実施する企業もあります。

そのような場合は、一次面接終了時のタイミングにお礼のメールを送ると良いですよ。

企業とファーストコンタクトをとった後のタイミングに、選考希望の連絡と併せてお礼のメールを送るのがベストだと思ってくださいね。

面談後のお礼メールの文章例(カジュアル面談・企業説明会後)

株式会社〇〇 佐藤様

お世話になっております。
田中です。

本日は面談のお時間をいただき
誠にありがとうございました。

貴社の業務に対する挑戦的な姿勢や働いている方の雰囲気、
また、今後のビジョンとして自社開発にも積極的に取り組んでいくというお話しに
関心を抱かせていただきましたので、今回の募集に応募させていただきます。

履歴書と職務経歴書をお送りいたしますので、ご査収ください。

よろしくお願いいたします。

———————

田中 太郎
Email:tanaka-recruit@xxx.com
TEL:080-XXXX-XXXX

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まとめ 

今回は面接後にメールを送ることが不要な理由についてお伝えさせていただきました。

「面接後にお礼のメールを送らなければいけない」といったルールがないように、「面接後にお礼のメールを送ってはいけない」というルールももちろん存在しません。

お礼のメールを送る理由は一体何なんでしょうか?

もし、合格通過率を上げるためのツールとしてお礼のメールを送ることを考えているのであれば、送らない方がマシです。

上記でも述べたように、採用活動において企業と転職者の関係は対等です。

下手に出る必要はありません。

一次面接や二次面接終了時にお礼のメールを送るべきか迷われている方は、参考にしていただければ幸いです。

ハル
ハル

お礼のメールをもらえなかったから不採用にする、なんてことは一切ないので安心してくださいね

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
この記事が少しでもお役に立つことができれば幸いです。

皆様の転職活動がうまくいきますよう、願っています!

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